所藏史料紹介:竹內流捕手腰廻之事

竹內流捕手腰廻之事

竹內流捕手腰廻之事 一卷 帋本墨書 18.2 × 135.1 cm 慶長拾參年二月廿四日付 美作國松野家文書 筆者藏

竹內流捕手腰廻之事. Edo period. dated 慶長 13 (1608).
Hand scroll. Ink on paper. 18.2 × 135.1 cm. Private collection.

● 御一新後作州垪和の近鄕に住した松野家舊藏文書.帋二枚繼.失元裝.今無裝.
● 某愚親・・・竹內久盛.竹內久勝の父.
● 樊張・・・高祖劉邦の臣.樊噲と張良とを指すもの歟.
● 竹內藤一郞久勝・・・竹內流二代目.常陸介.關白豐臣秀次公に仕ふ.寬文三年九月十日歿.
文祿五年武者修行を終えて美作國垪和に歸鄕し角石谷に道場を構え.元和四年嫡子久吉と上洛し京都に道場を構えたとされる.<美作垪和鄕戰亂記―竹內・杉山一族の戰國史>
● 松野主馬頭殿・・・小早川秀秋公の臣松野重元.
因陽隱士
令和五年十二月廿三日編