所藏史料紹介:水野流居合彌和羅卷

水野流居合彌和羅卷

帋本墨書 15.2 × 72.6 cm 江戶時代 天和元十一月吉日付 筆者藏

水野流居合彌和羅卷. Edo period. dated 1681.
Hand scroll. Ink on paper. 15.2 × 72.6 cm. Private collection.

● 鳥取池田家の臣依藤家舊藏文書.嘗て依藤氏は水流居合彌和羅[奧田の系]の指南役を勤めた.
● 當文書の序文は.疋田流向上極意之卷の序文に似る.
● 大矢木又左衞門正次・・・川越の人.水野流師範.池田光仲公に殊遇され捨扶持を受け江戶に住す.
因陽隱士
令和五年四月廿六日編
大矢木正次
水野流は安藝の人水野重治の創めし所で、大矢木正次其の直弟子を以て、之を藩士奧田正武と木戶正時とに傳へ、兩系相竝んで繼續し、木戶等は晚年更に一技を生じ、藩末に及んだ。 -鳥取縣鄕土史-