古文書を読むために

判読練習問題-5

判読練習問題-5

判読練習問題-5答案例

全てを読むために5分をかけ、さらに見直しに1分をかけました。

答え合せすると、答125字中、誤読1字(0.8%)という結果。

この「判読練習問題-5」は、125字中、誤読3字以内に収まれば可とすべきでしょうか。

判読練習問題-5誤読例と雑感

吉治参候

「吉治」は、宛名の脇付のところにも登場し、「吉治との」と書かれています。よって、本文のところも同じく「吉治」だと判定したいところです。この点について熟考したところ、脇付で「吉治との」と敬称であるのに対し、本文では呼び捨てにするだろうか、という矛盾があるように思われ、且つ字形から推して「杏治」と判読しました。これが今回の誤読1字です。頭を捻らず、たゞ筆が走った丈けと捉えるべきでした。

吉治との

宛名の脇付のところの「吉治との」。本文の「吉」字と明らかに差があります。

明怪的本

翻刻の「怪」字は、どのように見ても「快」字なので、同音の「怪」字と誤植したのでしょう。

辛丑二月五日
因陽隱士
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